投資は必要だということは十分にわかっているけど何から手を出せばいいか分からない。
両親が株やFXで大きな損をだして苦しんでいるのを見ているから恐怖心があるという方は多いのではないでしょうか?
投資に慣れ親しんでいない人は安全性だけを求めて定期預金に入れる傾向にありますが、定期預金に入れたとしても資産は全く増えません。
→大口定期預金にメリットはある?各種銀行優遇金利を比較しながら1000万円をどこに預けるべきかを検証する!
かといって投資で折角汗水垂らして築いた資産を減らしたくないという気持ちもわかります。
本日は、そもそも投資というのはどのようなものなのか?
という原則について触れた上で、投資初心者でも確実性の高い投資先についてお伝えしていきたいと思います。
〜もくじ〜
そもそも投資とは?資産が増える仕組みについてわかりやすくお伝えする
まず投資初心者の方に向けて、投資とはそもそもどのようなものなのか?
なぜ、お金が増えるのか?という点についてお伝えしていきたいと思います。
そもそも投資とは?投機の違いとは?
そもそも投資とは何なのでしょうか?
よく投資を始めた方が行うFXは残念ながら投資ではありません。
FXは上がるか下がるかが50%ずつのゼロサムゲームだからです。ようは勝ち金額と同じだけの負け金額が存在しているということですね。
これは1対1のカードゲームを行なっているのと同じですね。つまるところFXはギャンブルの類なのです。
→ 【元為替トレーダー目線】まとまったお金をFXで運用するのは危険!?1000万円あったらできる安全な投資先とは??
投資という限りは理論通りに行えば資産価格が上昇している対象に資金を投じる行動のことを指します。
代表的な投資対象として株式や債券や不動産が挙げられます。では、これらの資産がなぜ資産価格が上昇していくのでしょうか?
この点について次項でお伝えしていきます。
資産価格が上昇する仕組みとは?
では資産価格が上昇する仕組みについてお伝えします。
一番わかりやすい企業活動を例に説明します。企業は事業を運営するために資金を必要とします。
その資金を調達するために銀行からの借り入れを実施したり、株式を発行して株式市場から資金を調達したり、社債を発行して社債市場から資金を調達したりします。
集めた資金を元に事業を運営して、人や設備を稼働させて実際に利益を挙げていきます。利益を挙げたらそれぞれ以下の形でお礼としてリターンを還元します。
借入金→利息
株式→配当金、株主優待、株価値上り益
社債→利息
この企業があげる利益を原資として、投資をおこなった投資家は利益を享受することができるのです。
つまり、株や債券に投資をすることで企業に働いてもらっているのです。それも自分の時間や労働力を使わずにです。
自分のお金を使って企業を雇用することができる。これが資本主義という制度のもとで自分の資産を増やしていくことができる絶対原則なのです。
資本主義が始まって以来、人々のより豊かになりたい、便利な世の中を作りたいという欲望は止まることを知りません。
結果として日々企業収益は増加してきております。株主や債券を保有している投資家にリターンをもたらしてきました。
歴史上最も資産価格が上昇したのは?
先ほど資本主義において資産価格が上昇していく理由についてお伝えしてきました。
では結局のところ歴史的にみて最も高いリターンを叩き出した資産は何なのでしょうか?
日本は歴史が浅いので世界最大かつ歴史も古い米国の例で見ていきましょう。以下は米国の株(Stock)と社債(Bonds)と国債(Bills)と金(Gold)と現金(Dollar)のリターンの比較です。
1802年時点に各資産に1ドルを投資した場合、2013年時点でいくらの価値になっているかというグラフです。現金はインフレの影響で年々目減りしていっています。よく昭和前半の1円は価値があったというのと同じですね。

上記をみたら一目瞭然なのですが、最も高いリターンを出し続けているには株式なのです。縦軸は10倍ずつのログ関数グラフとなっています。
株式は2位の債券を圧倒するレベルで資産価格が上昇し、実質ベースで1802年から80万倍の価値になっています。
実質ベースというのはお金の価値が同じであると仮定した場合ということです。つまり、1802年の1ドルと2013年の1ドルが同じ価値だったとしても、株式は80万倍という驚異的な増加を達成しているのです。
確かに株式が魅力的な資産であることは古今東西疑いようのない事実あんおですが、短期間でみると確実に儲かる投資ではないというところが難点なのです。
ただ投資期間が10年だと確実に儲かるとは言い切れない
株式投資は長期的にみると資本主義が崩壊しない限りは右肩上がりです。
しかし、期間を10年でとるとマイナスになる場合も存在します。以下は米国のS&P500指数に10年間投資した場合のリターンをプロットしたものです。
例えば1928年の棒は、1928年から1937年末まで投資した場合に年平均何%だったかということを示しています。

基本的には10年間投資を行えば平均リターンはプラスになる期間が多いのですが、中には平均リターンがマイナスになる年も存在しています。
これを20年間に期間を広げると全ての年で平均リターンは全ての年でプラスになっています。

しかし、誰もが20年間じっとS&P500指数に投資して我慢ができるわけではありません。インデックス投資は簡単で超長期では確実性が高いのですが、短期間ではリスクの高い投資でもあるのです。
株式投資の確実性を高める選択肢とは?
S&P500指数等へのインデックス投資は景気にダイレクトに影響を受けることから度々暴落します。
しかし、暴落が怖い。確実性が欲しいという投資家に向けて推薦したいのが筆者も投資しているヘッジファンドという選択肢です。
ヘッジファンドは市況環境によらず収益獲得を目指す絶対収益型のファンドです。
→ ヘッジファンドとは?簡単に且つわかりやすく魅力を解説する
ヘッジファンドは以下の通り株価指数が下落する局面でも下落をミニマイズして堅実にリターンをあげています。

筆者が投資しているヘッジファンドであるBMキャピタルは運用開始以降7年間1度もマイナスのリターンとなることがなく堅実に運用してくれています。
以下で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。
投資に精通していない初心者の方であれば、信頼できるプロに任せるというのが有効な選択肢となってくるのです。
まとめ
投資は理論的に行えば全員がプラスのリターンを獲得できる資産に資金を投じることを指します。
投資として資金を投じることで代わりに企業に働いてもらい、得られたリターンを還元してもらうことで投資家は利益を獲得することができるのです。資本主義が変わらない限り、この構図が変わることはありません。
そして、古今東西最もリターンが高いのは圧倒的に株式投資です。
株式指数に一括で投資をするインデックス投資は20年以上の長期間では報われますが、残念ながら10年間だと損失を被る可能性もあります。
より確実性高く株式投資を実践するのであれば、ヘッジファンドを利用するのが魅力的な選択肢となります。
2020年から投資先としておすすめできるファンドを収益性・安定性・将来性の観点から、ランキング形式で紹介しています!
参考にして頂ければと思います!
