元本保証投資の種類(銀行預金・個人向け国債・地方債・貯蓄型保険)と罠について解説!

こんにちは!ワタルです!

資産運用で1000万円をどこかに投資する場合、預けた1000万円の元本を減らさないという約束のことを元本保証といいます。

今回は日本人がいかに元本保証型がすきな人種であるのか。また元本保証型投資は逆にリスクであるという点を説明していきたいと思います。

日本人の元本保証型投資の割合

まず日本の家計資産と欧米の家計資産の内訳を比べた以下の図をご覧ください。

日米欧の家計資産
(引用:日本銀行「日米欧の家計金融資産」)

日本は米国の4倍程度の50%程度を元本保証の預貯金に預け入れており、年金と合わせると9割近くを元本保証型の運用に回していると言えるでしょう。

最早日本人の元本保証への情熱は尋常ではないといえる水準であるといえます。

元本保証型投資の種類

では元本保証型投資にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なものを5つ列記しましたのでご覧ください。

①銀行預金
②個人向け国債
③地方債
④個人向け社債
⑤貯蓄型保険

以前まだ日本が高度経済成長期の時代はこのような元本保証型投資でも年率10%程度の利回りを期待することが出来ましたが、残念ながら現在の日本は金融緩和を行い死に体を回避している状況です。

そのため、政策金利はほぼほぼ0%となっているので、日本の元本保証型投資は殆ど資産が増えない投資先となってしまってます。

元本保証型投資の罠

最も重要なのは先ほど指摘した通り利率が非常に低いことです。

現在利率が0.3%の定期預金で資産を倍にするのは約270年かかります。もはや江戸時代中期ということですね。昭和時代でさえ1円で多くのものが買えていたことを考えると、とてもインフレ率に勝てる気がしません。

一番高い地方債や貯蓄型保険でもよくて2%という低い利率です。またここが重要なのですが、元本保証といいながら全ての場合において絶対的に安全とは言い切れないという点です。

まず銀行預金については、預けた銀行が潰れないと言い切れるでしょうか、国によって預金封鎖が発令され預金が引き出せないという事態は全く想定されないということは言い切れるでしょうか。

次に②から④についても同様ですが、国が地方(記憶に新しいところでは夕張市の破綻)が、会社が潰れないということは言い切れるでしょうか。

最後に⑤についても、その保険会社が潰れないといえるでしょうか?

将来のインフレ率が、預けた保険の利率を上回ることはないと言い切ることはできるでしょうか。一度契約を行うと解約による手数料、違約金を取られる等のリスクを抱えた上で、将来発生しうるインフレリスクを抱えながら数十年の契約を結ぶのは、相当なリスクテイクであると思います。

 

総じて言えることは

圧倒的に予定利回りが低く、資産形成を行うのに不十分
殆どの形態で長期間にわたり資金が拘束され、その間に襲うインフレ等のリスクに対応できない
元本保証と謳いながら、デフォルトリスク、倒産リスクは抱えており100%安全とは到底いえない

 

日本人は他の国民と違い圧倒的にリスク回避的な民族ではありますが、寧ろこのような元本保証の投資に手をだすことにより上記のようなデメリットを被ることを考え、下落リスクを最小限に抑えながら、安定的に10%程度の利益を積み上げていく投資手法を追及していくことにより資産を形成していくことをお勧めします。

 

試しにアインシュタインの「人類最大の発明は複利だ」から考える複利効果の偉大さと必要な年間利回の算定と複利の注意点で紹介した、方法と同様(初期に500万円を投資し、年間200万円投資し、50歳で退職し早期退職金2000万円を加え、その後の10年間は溜まった資産から800万円を引き出すというプラン)

このケースで一番利回りが高いと考えられる⑥の貯蓄型保険2%で回した場合を考えて見ましょう。

まず60歳到達時で殆ど資金は0になるだけでなく、これはインフレが発生しない場合であってインフレが発生した場合も利回りは変わらず2%となり、資産が拘束されてしまいます。

その為、他のインフレ連動資産に移すことも叶わず、資産価値が縮小していくのを指を加えて見つめるしかないという状況に陥る可能性も秘めています。

インフレヘッジに金購入は有効なのか?金投資は儲かる、それともリスク?

日本でハイパーインフレが発生する可能性と対策を徹底解説

日本で想定されるインフレと対策について徹底解説

一方安定的に7%で回した場合は以前紹介した通り、以下のようになります。

この7%という数値は投資の巨人ウォーレン・バフェットの脅威の年平均利回りで触れたバフェットの平均利回り19.6%と比べると現実的な数値で、達成することは十分可能な数値となります。

 

 

しかも歴史的に株式運用とインフレはある程度連動する傾向にあるので、元本保証型投資のように想定的に自らの資産が減退していくことを眺めるということに陥る可能性も抑えられます。

 

抑々、世界の富裕層は元本保証のような投資や預金でおいておくということはしません。

 

本物の富裕層が投資しているのは、安定して高利回りを出し続ける本物のプロが運用しているヘッジファンドになります。

ヘッジファンドが経済に与える役割と影響とは?運用規模からみる投資の本質

おすすめ投資先ファンド -BEST 3-

2019年から投資先としておすすめできるファンドを収益性・安定性・将来性の観点から、ランキング形式で紹介しています!

参考にして頂ければと思います! ☟クリック

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

マクロ経済スライドの仕組みをわかりやすく解説~貴方の年金が将来相対的に減額される~

マクロ経済スライドの仕組みをわかりやすく解説!貴方の年金が将来相対的に減額される...

会社を辞めて経済的自由を手にするためのお金を増やす投資と資産運用方法

会社を辞めて経済的自由を手にするためのお金を増やす投資と資産運用方法

仮想通貨でまとまった資金が出来た方におすすめの投資先と資産運用法

仮想通貨でまとまった資金が出来た方におすすめの投資先と資産運用法

日本の株式市場の特徴とお薦め投資手法を解説~先進国で割安で上場企業数が多い~

個人が投資できるおすすめ債券投資(国債・社債)について〜利回り・リスクを元に徹底...

30代から定年退職をする60代までに発生する費用っていくら?子供を生んだ後の人生...