ヘッジファンドの成功報酬型手数料体系を投資信託と比較しながらわかりやすく解説する!ハイウォーターマークとは?

筆者は国内のヘッジファンドに投資をして5年が経過しています。ヘッジファンドと投資信託は根本的に違うファンド形態です。

両者の違いについては以下の記事で網羅的に解説していますので参考にしていただければと思います。

→ 【2020年・安定ハイリターン】暴落にも強い、日本のおすすめヘッジファンドをランキング形式で紹介!

 

今回は両者の中で特に大きな違いとしてあげられる手数料形態の違いについてわかりやすく紐解いていきたいと思います。

投資信託の手数料は購入手数料と信託報酬

投資信託の手数料は主に二段階に分けられます。

購入手数料(販売手数料)

一つは購入する時の一時金として発生する購入手数料です。

例えば購入手数料が2%の投信を100万円分購入する場合には、購入手数料を2万円支払う必要があります。

日本の売れ筋の投信の購入手数料は非常に高く3%を超える水準となっています。

 

日本の投資信託の手数料形態

参照:金融庁

 

資産運用の平均利回りが5%と言われている中で3%を最初に支払わなければいけないのは投資家としては厳しい出費と言わざるを得ないでしょう。

信託報酬(信託手数料)

次に毎年発生する手数料として信託報酬があります。

 

購入手数料は一回ポッキリで発生する手数料ですが、信託報酬は毎年ボディーブローのように預け入れ資産の中から決まった料率が手数料として支払われます。

例えば信託報酬が1%の投資信託に100万円を投資したとすると毎年1万円が信託手数料として差し引かれます。

 

投資金額全体に対して発生する手数料ですので、投資の結果資産が増加しようが、減少しようが支払う金額は大きくは変わりません。

逆にいうと、例え投資した投資信託が半額に減価したとしても手数料が発生してしまうという難点があります。

ヘッジファンドは成功報酬型手数料!ハイウォーターマークとは?

それでは本題のヘッジファンドの手数料体系について見ていきましょう。

→ ヘッジファンドの成功報酬型手数料体系を投資信託と比較しながらわかりやすく解説する!ハイウォーターマークとは?

ヘッジファンドは成功報酬手数料

ヘッジファンドの手数料は成功報酬型手数料です。

成功報酬型の手数料は儲かっている分から一定料率の手数料が支払われるという手数料形態です。

 

例えば、成功報酬手数料が20%の場合を考えてみましょう。

1000万円預けて利益が200万円でるとします。

すると成功報酬手数料として支払う金額は200万円×20%=40万円ということになります。

一方、1000万円が800万円に下落した場合の成功報酬手数料は0となります。

 

ファンドが頑張ってくれた分に対してお礼を支払うという形態だということです。

 

ハイウォーターマークとは?

成功報酬型手数料を語る上で欠かせないのがハイウォーターマークです。

例えば成功報酬を20%として100万円投資して、各年度の値動きが以下の通りだとします。

2020年 2021年 2022年 2023年
投資金額 100 120 100 120

 

この場合、2020年→2021年では20万円分の利益がでているので成功報酬手数料は4万円となります。

2021年から2022年は価格が下がってしまったので手数料は発生しません。

では2022年から2023年に再び120まで上昇した場合はどうでしょうか?

単純に考えたら上昇した分に対して20%の手数料である4万円となりますが、これでは2020年度の成功報酬手数料と合わせて二重徴収になります。

これではアンフェアだということで2022年→2023年の値上がり分については手数料は徴収されません。これがハイウォーターマークという制度です。

 

ハイウォーターマークでは以下の通り、ファンド価格が最高値を更新した分に対して成功報酬手数料が発生する仕組みとなっています。

投資家に対してフェアな手数料体系となっているといえるでしょう。

 

ハイウォーターマーク

参照:楽天証券

 

 

ヘッジファンドと投資信託の手数料体系を比較

ではヘッジファンドと投資信託の手数料形態について簡単な例を用いて比較していきたいと思います。

単純のために信託報酬と成功報酬の比較を行なっていきます。また、手数料金額を単純に比較するために基準価格の変動に応じた手数料金額を比較していきます。

投資信託の信託報酬を2%、成功報酬は20%として算定します。

基準価格が順調に上昇した場合

基準価格が毎年10%上昇した場合考えてみましょう。

基準価格が上昇した場合のヘッジファンドと投資信託の手数料
基準価格 投資信託 ヘッジファンド
2020年 100
2021年 110 2.2 2.00
2022年 121 2.4 4.20
2023年 133 2.7 6.62
2024年 146 2.9 9.28
2025年 161 3.2 12.21
2026年 177 3.5 15.43
2027年 195 3.9 18.97
2028年 214 4.3 22.87
2029年 236 4.7 27.16

 

運用が成功していることもあり手数料圧倒的にヘッジファンドの方が大きくなっています。

基準価格が下落した場合

基準価格が毎年10%上昇した場合考えてみましょう。

基準価格が順調した場合の手数料
基準価格 投資信託 ヘッジファンド
2020年 100
2021年 90 1.8 0.00
2022年 81 1.6 0.00
2023年 73 1.5 0.00
2024年 66 1.3 0.00
2025年 59 1.2 0.00
2026年 53 1.1 0.00
2027年 48 1.0 0.00
2028年 43 0.9 0.00
2029年 39 0.8 0.00

 

運用が失敗しているのでヘッジファンドは手数料が発生しません。

一方、運用が失敗しても投資信託では手数料が発生してしまうのです。

本質は手数料だけではなくリターンを叩き出せるか?

皆さんが何かに投資をする時に考えることは、資産を増やすことだと思います。

たとえ、手数料を払ったとしても、最終的に資産が増えていれば満足なのではないでしょうか?

 

この観点から考えた時にどちらの方が魅力的でしょうか?

投資信託は運用が成功しようが、失敗しようが徴収される手数料はあまり変わりません。つまり運用を成功させるインセンティブが低いのです。

 

一方、ヘッジファンドは運用が成功した場合のみ手数料を受け取ることができます。つまりヘッジファンドは運用を成功させるインセンティブが存在しているのです。

実際、ヘッジファンドは以下の通り市場平均を上回るリターンを出して成功報酬を受け取ってきています。

ヘッジファンドと株式市場の市場平均の動き

一方、投資信託はどうなっているかというと燦々たる結果となっています。

以下は信託報酬毎の投資信託の成績となっています。ご覧いただければ分かる通り、信託手数料が高くなればなるほど成績が悪くなっています。

 

信託報酬に応じた成績

残念ながら、投資信託は顧客から投資を受けた瞬間に殆ど目標を達しているのです。責任感という観点からもヘッジファンドの方が投資家によりそった体系となっているということができるでしょう。

 

まとめ

販売手数料は投資信託とヘッジファンドともに発生します。

ただ、投資信託は毎年預け入れ金額に対して発生する信託報酬が発生するのに対して、ヘッジファンでは資産が増えた分に対して成功報酬を受け取る手数料体系となっています。

投資信託は運用に成功しようが失敗しようが受け取る手数料に大きなさは存在しません。しかし、ヘッジファンドは運用が成功しない限りは手数料を受け取ることができません。

 

結果にコミットするということを考えると、ヘッジファンドの0方が誠実な手数料体系であると見ることができるでしょう。

筆者が投資しているヘッジファンドについては以下で詳しくお伝えしていますので参考にしてみてください!

 

→ 【一投資家目線!】BMキャピタルってどんなヘッジファンドなのか?形態や運用手法・成績を踏まえて詳しく解説する!

 

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