高利回りで評判のひふみ投信の現状と今後の見通しを徹底評価!運用成績・手数料・NISAとの相性を含め網羅的に紐解く。

評判のひふみ投信を徹底評価~運用成績・手数料・NISAと相性的におすすめ?~

こんにちは!

今回はリスクが低くリターンが高いファンドに送られるR&Iファンド大賞を2012年から5年連続で受賞し、今なにかと話題のひふみ投信について特集していきたいと思います。

因みにひふみ投信は私のポートフォリオの昨年度の堅調さを索引したファンドとなります。

ひふみ投信って投資信託?

そもそもひふみ投信ってなんなのか?というところから説明していきます。

投信って書いてあるくらいだから、投資信託なんだよね?という風に思われる方も多いと思いますが、普通の投資信託が証券会社を経由して購入することが出来ますが、ひふみ投信は直販形式を取っている独立系投資信託となります。

あれ、けど楽天やSBIでもひふみプラスという形態の投資信託が販売されてるよね?という疑問もあるかと思われますが、どうせ大切な資産を預けるのであれば、ひふみ投信に預け入れた方がメリットがあります。

この点については後程詳述します。

ひふみ投信設立者の藤野英人氏

ひふみ投信はレオス・キャピタルワークス社によって運用されているのですが、同社を設立した人こそ、藤野英人氏です。

藤野氏は中小小型並びに成長株ファンドの運用で25年の経歴があります。

まず社会人としての経験は現在の野村アセット・マネジメント株式会社から始まります。そこで中小型株の運用部門に配属され、ここで中小企業の経営者の話を聞くにつれて経営者精神が養われたみたいです。

入社6年を経過した時には更に腕に磨きをかける為、現在のJPモルガンアセットマネジメント社に転職。

その後、ITバブルの追い風もあり1998年の32歳の頃にはカリスマと言われておりました。

世界屈指のベンチャーキャピタリストから弟子にならないかとの誘いもあったそうですが、現在の日本の投資信託の質の低さを嘆き、国民にとって理想的な投資信託を作ろう!と一念発起し2003年にレオスキャピタルを創設しました。

投資家の為ではなく、運用会社の為に存在する投資信託に危機感を持っていたという点は金融庁長官の森氏と同じ危機感を持っていたんですね。日本人が適切な資産運用を行うことは大きな課題なので、この課題に取り組むヒーローといった感じですね。

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また著書として、21冊も執筆されているので、機械があれば彼の考えをバフェットやグレアムのように掘り下げていこうと思います!

ひふみ投信の運用方針

運用方針については、ひふみ投信自信が謳っていることを管理人がかみ砕いて説明していきたいと思います。

主に日本の成長企業に投資

元々藤野氏が中小型株の成長ファンドの運用で経験を培ってきたこともあり、大型銘柄だけではなく、成長力の高い中小型銘柄や海外企業もふんだんにポートフォリオに盛り込んでいます。

ひふみ投信の組み入れ銘柄の規模比率

ポートフォリオを構成主要銘柄は銘柄分析を行っていこうと思いますが、大企業は組み入れは主に以下のような銘柄が多いように思われます。

比率1位のマイクロソフトやパナソニックのようにIoTなど特定の成長分野に注力している企業 や、第3位の三井物産のように割安に評価され資源価格の上昇により適正価格まで反発するであろう銘柄で構成されている印象です。
(参照ひふみ投信の組み入れ銘柄パナソニック研究:(3月23日))
(参照:ひふみ投信組み入れ銘柄三井物産研究:(3月19日))

つまりグロース株とバリュー株投資をバランス良く織り交ぜているという感じですね。

また銘柄選定にあたっては財務諸表の分析である定量分析は勿論のこととして、実際に足を使って投資先候補の企業の経営者との面談や、将来的なビジョンの精査、製品に対する購買者の声など足を使って企業の有望さを考えて投資判断を下しています。

守りながら増やす運用方針

基準価格の変動に伴う、投資家の不安感を出来うる限り軽減しようということをポリシーとして掲げています。

国民の為の投資信託を掲げて創設したこともあり、投資家に配慮した運用を行っているということですね。

実際にひふみ投信が発表している、リスクリターン表をご覧ください。

(参考:運用レポート)

リターンは簡単ですね、どれだけ資産が増えたかなので簡単に3年間のリターンを平均して求めることが出来ます。

では損失を蒙ってないのにリスクってなんなの?ということですが、これは標準偏差と言われるものです。価格の変動率が高いか低いかを表す指標です。

投資における標準偏差

上の図を見て頂くと最終的にファンドAもファンドBも投資リターンは同じですが、ファンドAが上下変動が激しいのに対して、ファンドBは堅実に着実に基準価格を上げていっています。

この二つのファンドの場合、リスクはファンドBの方が圧倒的に低く、このような成績をひふみ投信は目指しており、実際上のグラフのように結果を出しているのです。

現金比率の調整機能

またこれは大々的にひふみ投信が謳っているわけではないですが、私は現金比率が50%まで膨らませることが出来る点も魅力に感じています。

つまり、相場が高騰してバブル的な状況であれば現金比率を高めて、中小小型のバリュー株に資金を移すことにより、相場の大幅な下落時を乗り切ることが出来ると考えられるからです。

実際にバフェットも相場が天井圏にあるときは現金比率を高めている為、相場下落時のショックを抑える工夫がなされているんですね。通常の投資信託であれば、現金比率はかなり低く抑えるように縛られているので、このような柔軟な運用はできませn。

プロ中のプロである藤野氏を中心とした運用チームが相場の温度を日々モニタリングして現金比率を調節し不測の事態に備えてくれるのは、安心感があります。

このような運用の自由度の高さがひふみ投信の魅力の一つであると言えます。

ひふみ投信の運用成績

ではひふみ投信の運用実績について解説していきたいと思います。

まず一番重要な運用実績です。

ひふみ投信の運用成績

(運用レポート2018年2月分)

2008年9月からTOPIXが2倍になっている中、ひふみ投信は5倍になっているということも凄いのですが、最も特筆すべきなのは運用方針でも述べている通り一貫して上昇又は横ばいを保ちながら基準価格を上げていることです。

実際に以下の各年毎のリターンをご覧ください。

ひふみ投信の各年成績

TOPIXが大幅下落しているリーマンショックの2008年と2011年についてもプラス又は小さなマイナスに抑えているところは最も評価できる点だと思います。

資産運用において最も大事な点は資産を減らさないことなので、このように極力マイナスを出さない運用手法というのは資産運用に非常に向いています。

他の独立系投資信託との比較

ひふみ投信と同様に販売から運用まで一括して行っている独立系の投資信託は他にも存在しています。

それらの成績とひふみ投信の成績を比較したものが以下になっています。

青:ひふみ投信 赤:さわかみ投信 緑:結い2101 黄色:ありがとうファンド

ひふみ投信比較

他のアクティブ型投資信託より圧倒的に良いパフォーマンスを上げていることが分かります。

ひふみ投信の今後を予想

ひふみ投信は他のアクティブ型の投資信託を圧倒する成績を出してきていましたが、直近は日経平均の下落にもろに影響される形で大きく基準価格を落とす局面が増えてきています。

理由は今までは市場に影響をうけにくい小型株・超小型株に投資をしていたのですが、直近は殆どを市場平均の影響をうけやすい大型・中型銘柄で占められています。

ひふみ投信の規模別構成比率

2018年11月末時点では直近1年間はTOPIXを下回る成績となっており、本来の下落体制が強いという特性を失いつつあります。

直近のひふみ投信の運用成績の利回り

あまりにも人気がですぎたため、本来の小型・超小型株運用ができなくなっているのです。結果として今後TOPIXがどうなるかが、ひふみ投信の今後の結果に影響します。

TOPIXや日経平均は米国株に連動する傾向にあるのですが、米国株は景気拡大10年目を迎え失速気味で貿易戦争の影響もあり上値が重たくなってきているので、

今後グロース株投資の要素が強くなってきているひふみ投信に投資を行う旨味は低くなってきています。

相場が下落した時の下落耐性を備えつつ年率10%程度の利回りをだすファンドについては、以下にまとめていますので参考にしてみてください!

こんにちは!ワタルです! 本日は私のポートフォリオの最大ポーションを占めているBM CAPITALキャピタルについてお伝えしたいと思います...

ひふみ投信はNISAに向いているのか

ひふみ投信はNISAで積立を行うことが出来ます。

以前投資信託を購入するリスクでNISAは損益通算と損益繰越が出来ない為、藤野氏も指摘している通り低品質の日本の投資信託には向いていないと説明しました。

損益通算と損益繰越について詳しく見ていきましょう。

損益通算

あなたが株式Aと投資信託①に投資し以下のような結果となったとします。
株式A :+300万円
投資信託B:▲100万円
合計 +200万円

投資利益は合計100万円なのでNISAを使用しない場合の税金は
100万円×20.315%で20万3150円になります。

然しこれをNISA口座で行うと、▲100万円は通算できず、
課税される利益は300万円となるので、
税金は300万円×20.315%で60万9450円となります。

損益繰越

今回は2年間の利益が以下の場合を想定します。
1年目:▲200万円
2年目:+500万円

NISAを使用していない場合2年目と1年目との合計の300万円分にたいして課税されます。
税金は300万円×20.315%で60万9450円になります。

然しNISAを使用している場合は2年目は繰越すことが出来ず、
500万円全額に対して課税されます

税金は500万円×20.315%で101万5750円となります。

ひふみ投信とNISAの相性

つまりNISAは利益を出した場合は非課税である為メリットがあるものの損失を出すと通常の場合よりデメリットがあるという性質があります。

ひふみの運用成績を見てみると、先程記載しました通りマイナスは殆どなく出たとしても極めて少なく抑えているので、NISAとの相性は非常に良いということが出来るでしょう。

ひふみ投信を購入するする場合はNISAを活用することを推奨します。

ひふみ投信手数料

まず通常の投資信託は購入時並びに解約時に手数料が発生しますが、ひふみ投信は購入時・解約時の手数料は発生しません。

更に運用管理報酬もリーズナブルな毎年1.0584%となっています。

指数連動型の投資信託は0.5%程度発生しているのですが、アクティブ運用だと2%~3%が通常の手数料なのでアクティブ運用のひふみ投信としては非常に低水準だと思います。

更に信託報酬一部還元方式というお得な制度もあり、長期でひふみ投信を保有している投資家に対して、信託報酬を割引し、その割引分で更にひふみ投信を購入するという制度が存在しています。

ひふみ投信信託手数料

要は5年経てば信託報酬は一旦1.0584%頂くけども0.2%分のひふみ投信の口数を授与、要は10年経てば信託報酬は一旦1.0584%頂くけども0.4%分のひふみ投信の口数を授与するという制度です。

これほどの成績を上げているファンドの手数料が0.5%というのは相当お買い得といえるでしょう。

ひふみ投信とひふみプラス

ひふみ投信がレオスキャピタルの直販なのに対して、ひふみプラスは証券会社経由で購入できるひふみ投信に連動する投資信託です。

以下のようにレオスキャピタルは直販と証券会社経由の資金をマザーファンドに集めて株式市場へ投資をして資金効率を高めています。

ひふみ投信とひふみプラス

ひふみ投信がひふみプラスよりおすすめな点

ひふみプラスは証券会社経由で購入することにより、購入時に取引手数料が証券会社に徴収されます。

この取引手数料は楽天証券やSBI証券では無料なのですが、やはり最大の違いは上記で説明した信託報酬還元方式が適用されないことです。

長期で運用をするっといった場合は、直販のひふみ投信で購入した方がよいでしょう。

ひふみプラスがひふみ投信より優れている点

積立型の場合ひふみ投信は1万円/月からしか積立ができませんが、ひふみプラスは100円/月から積立することができます。

然し、月100円や1000円の積立を行ったとしても大きな資産を築くことが出来ません。どうせ、積立を行うのであれば最低でも月1万以上長期に亘って積み立てるべきであると考えます。

ひふみ投信購入方法

ひふみ投信は一括購入と積立購入を行うことが出来ます。

振込購入

買い付けたい日に10,000円以上を指定口座にぐりこんでひふみ投信を購入する方法。総合取引口座開設後に、いつでも振込購入を行うことが出来ます。

積立購入

毎月5日、休日の場合翌営業日に指定の金融機関口座から10,000円以上(1円単位)を引き落としてひふみ投信を積み立てていく方針。

 

まとめ

成長株投資(グロース投資)でありながら、資産価格を極力下落させることなく安定的な右肩上がりの運用成績を実現しており、非常に優秀なファンドということが出来る。

しかし直近は大型株の組み入れ銘柄が大きいこともあり、TOPIXと同等以下の成績となっており、以前ほど投資妙味がなくなってきています。

下落耐性をそなえつつ安定した成績を出すファンドについては以下ランキング形式でまとめていますので参考にしてみてください。

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