こんにちは!
当サイトは現在32歳で総資産約4000万円の筆者が1億円を形成してセミリタイアを目指す筆者の奮闘録として立ち上げました。
皆さまの参考にしていただければと思います。
〜もくじ〜
簡単な自己紹介
まずは簡単に自己紹介をしていきたいと思います。
地方から東京大学に進学したのを契機に東京に移住して15年ほどとなります。大学では経済学部金融学科で経済について学び、当時のゼミが金融関係であったこともあり金融に興味を持ち始めました。
ただ、当時はリーマンショク後の大不況期で、筆者が目指した外資系金融機関の門戸は非常に狭く、総合商社に入社することとなりました。
その後、営業部門でトレーディングを行なったり、コーポレート部門で内勤を経験したり、海外赴任で関係会社に出向したりを繰り返しながら30歳で独立しました。
独立した背景としては、やはり一度は事業で挑戦してみたいというのと、リタイアを加速させたいという思いがありました。
もともと起業家になるのが憧れで東京にでてきたので商社で学ぶことはあらかた学んだかなという心の区切りがついたというのも理由としてあげられます。
最初に紹介した総資産の4000万円ですが、親からの譲り受け等は一切なく、不動産収入はありません。親は一般的な平均年収家庭で筆者を大学に進学させることが必死という状況でしたので、それ以上は望むべくもありません。
親は特に裕福なわけでもなく平均年収程度で、資産は社会人になってから作り上げたものです。幸いなことに商社は年収が5年目で1000万円にいくので非常に助かりました。
ただ、同僚含め浪費家が多く筆者も少なからず浪費をしていたので年間の貯蓄金額はせいぜい200万円が関の山です。駐在中は給料が高騰したため年間500万円貯蓄しました。
とはいっても商社時代の8年の合計で2000万円程度の元手なので最初にお伝えした4000万円の資産と辻褄があわないなと疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
もうお気づきの方も多いとおものですが、貯蓄に加えて投資を行うことで30代前半にしては大きな資産を形成することが出来ました。
貯蓄だけだと遅々として資本蓄積が進まず、もどかしい思いをしていました。しかし、投資を組み合わせることで資本蓄積を加速させることができるのです。
30代のうちに1億円を形成してセミリタイアを目指す!
筆者の目標は30代のうちに最低でも1億円を形成してセミリタイアを目指すことを目標としています。
1億円あれば5%で配当利回りの企業に分散投資することができれば500万円ほどの配当所得を得ることができるので東京に拘らなければ十分リタイアが可能だからです。
現在4000万円なので残り8年間で1億円を達成するためには12%の運用利回りが必要になります。仮に年間200万円もペースで積立額を増やす場合は10%の運用利回りで到達することができます。
毎年積立200万円で10%運用 | |
1年目 | 4600 |
2年目 | 5260 |
3年目 | 5986 |
4年目 | 6785 |
5年目 | 7663 |
6年目 | 8629 |
7年目 | 9692 |
8年目 | 10862 |
このため、筆者としては年率10%での運用利回りを目指して投資をしていきたいと考えています。また、もう一つ重視するのが下落をなるべく経験しないようにすることです。
単純に株式市場に投資するだけではリーマンショックやコロナショックのように40%-50%程度の損失を被ることがあります。
せっかく1億円に近い資産を築いても一気に5000万円近くまで減少してしまうと立ち直れませんからね。精神的にもしんどいものがあります。
ポートフォリオの主軸を占めるヘッジファンド
それでは筆者の投資戦略をお伝えしていきたいと思います。
伝統的投資戦略の限界
先ほど申し上げた通り単純な株式投資はリスクが高いので筆者は好みません。確かに30年という期間でみると安定したリターンを期待できるのですが、そんな長い期間耐えることはできません。
また、当然投資信託という選択肢は考えていません。以下金融庁が発表しているデータですが、日本の投資信託の質は低く手数料徴収後のリターンはマイナスになってしまっています。

参照:金融庁
また、株式と同様に伝統的な投資の代表格となっている債券投資も2020年現在米国の長期債であっても金利が0%近傍となっているため、投資妙味は全くありません。
債券投資をするには現在は低金利すぎるのです。債券ETFでの投資も40年間の金利の下落によって今まではある程度のリターンを見込めましたが今後はむしろ大きな損失を被る可能性もあるのです。
ヘッジファンドという選択肢
株や債券といった伝統的な資産と異なる動きをする資産をオルタナティブ資産と呼びます。
近年ハーバード大やイェール大の年金基金をはじめとした世界の機関投資家はこぞってオルタナティブ投資を取り入れています。
オルタナティブ投資としてはヘッジファンド、PEファンド、金、商品があります。中でもヘッジファンドとPEファンドは株式市場が下落する局面においても損失を抑え高いパフォーマンスを出しています。
以下はオルタナティブ投資の代表格ともいえるヘッジファンドと株式市場のリターンの比較です。ヘッジファンドはリーマンショックやITバブルの暴落局面でも損失を抑制しています。

ヘッジファンドはいかなる市場環境でも収益をだすことを目的とする絶対収益型のファンド形態です。相場を言い訳にせずリターンを目指してくれるファンド形態なのです。
→ ヘッジファンドと投資信託の違いについてわかりやすく解説!中間に位置するヘッジファンド型投資信託と共に紐解く。
→ 【2020年・安定ハイリターン】暴落にも強い、日本のおすすめヘッジファンドをランキング形式で紹介!
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→ 資産分散の必要性をわかりやすく解説!本物のエンダウメンと流分散投資ポートフォリオの組成方法とは!?
筆者が投資しているヘッジファンドの特徴
そもそも普通に人生を歩んでいるとヘッジファンドと出会うことはありません。
筆者は幸運にも東大の先輩に現在投資しているBMキャピタルのファンドマネージャーとなる方がいらっしゃいました。
彼は東大の株式投資サークルでも腕利きとして有名で、個人成績でリーマンショックでもプラスの成績を叩き出していました。
筆者が社会人になって4年目の時にファンドを立ち上げ、非常に優秀な方で尊敬していたという縁もあり投資することになりました。
投資開始後5年以上が経過していますが、その間相場の下落に何度も見舞われました。

しかし、BMキャピタルはこの間一度も下落することなく50%を超えるリターンをあげてくれました。結果的に筆者の資産構築に大きく寄与してくれています。
BMキャピタルの特徴と運用手法を含めて以下で説明していますので参考にしてみてください。
BMキャピタルについては以下のページから問い合わせを行うこともできます。直接話しを聞く機会はなかなかないと思いますので話だけでも聞いてみると面白いと思います。
営業員の方たちもファンドに投資している投資家でもあるので、わからない点は何でも質問できるという顧客対応もしっかりしている印象です。

今後の戦略
今まで通りポートフォリオの主軸はBMキャピタルを主軸においていくという方針は変わらずにいきたいと思います。
ヘッジファンド自体が銘柄は分散して投資してくれているので、あえて個人でも株式に分散投資することは考えています。株式ポーションはBMキャピタルに任せています。
そのため、BMキャピタルを中心に据えつつ、その時々に適切と考える資産を組み入れて投資ポートフォリオを組成していこうと思います。
ちなみに2020年現在注目しているのは金です。各国の通貨供給量が増えていますので、相対的に金の価値が高まると考えているからです。
ただ、金は値動きも激しいので全体の10%程度での保有としています。